
彼とであったのは去年の秋、県の免許センターでした。
私は20代後半。
彼は年上で40に手が届く頃でした。
免許センターの献血室で休んでいる時にたまたま近くに座って話をしたのがきっかけでした。
彼は長身のメガネをかけたインテリタイプ。
勿論結婚していて、真面目で優しそうな外見でした。

声はやや低音で聞き取りやすく、肯きながら話を聞いてくれる彼は、家庭外では引っ込み思案気味に大人しかった私が、いつの間にか夢中で話をしてしまうほど聞き上手でした。
同じ時間に免許を受け取るので、免許を待つ間も並んで座りました。
待合室はソファー式の5人かけの椅子でした。
私は左隅に座り彼が隣でした。
最初はゆったりと座っていたのですが、反対側にやや身体の大きな男性が座り、自然に皆が詰めて窮屈になりました。
私は端に座っていたので少し不安定なほど端によっていました。
私が落ちないか気にしていると、彼がスッと腰に手を回して支えてくれました。
「あ・・」と思ったときは彼が微笑んで「大丈夫ですか?」と聞いてくる顔が目の前にありました。
(落ちないように好意で支えてくれたんだ・・・)と、邪険に立ち上がったりしない言い訳を心の中でしていました。
腰に回された彼の手をじっと感じ、ぴったりと寄り添う彼の体温に胸をときめかせていました。
後で彼に聞くと私は、頬を上気させてうつむき加減で息を荒くし、彼に身体を摺り寄せる素振りもしていたそうです。
今思い出しても恥ずかしさで一杯です。
免許を受け取る順番は彼が先でしたが、彼は席に戻ってきて待っていてくれました。
免許を受け取れば帰るだけです。
皆、受け取っては三々五々、帰って行きます。
私たちは新しい免許の写真を見せあい、からかい合いながら建物を出ました。
駐車場まで通路は二通りあります。
一つは広い道を真っ直ぐ向かう道。
距離的にはこちらが近いです。
もう一つは試験をする建物の横を抜けていく道です。
みんな、真っ直ぐに駐車場に向かっています。
彼が「ちょっと喉が渇きませんか?自販機がこっちにありますから・・」と、試験棟に回りました。
私も特に何も考えず、ただもう少し彼といたい一心で付いていきました。
自販機で買ったジュースをその場で飲み、空き缶をゴミ箱に入れながら彼は「せっかく素敵な人と知り合えたのに、もうお別れか・・・」と呟きました。
私は何も言えず立ちつくしました。
私ももっと一緒にいたかったのですが、分別もあり、携帯の番号を教えるのも、まるで誘っているようで躊躇われたのです。
日陰のベンチに二人っきりでした。
彼はそっと私の右手を握ってきました。
私は振りほどく事が出来ませんでした。
それどころか、寂しさで涙まで浮かべていたのです。
彼が肩に手を回し抱き寄せてくれました。
私の涙に濡れた目と、彼の優しいまなざしが絡み合いました。
そっと唇が触れ、優しく抱きしめられて口付けを交わしていました。
彼に手を引かれて試験棟に入りました。
試験中なのかしんとしています。
女性用トイレの個室に引き込まれ、今度は強く抱きしめられ唇を吸われました。
最初の口付けから何も考えられませんでした。
彼の硬くなったものがお腹に押し当てられます。
彼の手が背中を滑り降り、お尻の撫ぜています。
スカートの裾を引き上げて手が中に入ってきました。
私は一瞬、恥ずかしさで足を閉じました。
感じてしまうのを本能的に恐れたのです。
しかし、彼の指先に内股を撫ぜられると力が抜け、はしたなく緩んでしまいました。
彼の指がパンスト越しにアソコに触れると、私は彼にしがみついて声を押し殺しました。
たったそれだけでいってしまいそうな程の快感でした。
それからパンストとパンティを下ろされ、彼に指であそこを思うさま弄られました。
その間中、私は声を上げまいと彼の唇に吸い付いていました。
彼がおチンポを出して握らされました。
硬く反り返ったそれは、夫のものより一回りも大きく、熱く脈打っていました。
肩を押さえられ彼が望んでいることがわかりました。
私は腰を落として彼のものを目の前にしました。
それは私には信じられない程素晴らしいものに思えました。
私は夢中でそれを舐め、口に含み、吸いました。
彼が腰を使うのに合わせて顔を前後させました。
唇から涎がダラダラと垂れました。
私は抱き上げられ足を開かされて、彼が入ってきました。
もうヌルヌルになっているのが、彼が擦り付けるおチンポの感触でわかりました。
私は夢中で足を開いて腰を突き出し、彼を受け入れようと浅ましく動きました。
ついに彼のものが私の襞を割って入ってきました。
熱く太く硬いそれは、私の肉を押し広げて突き進んできました。
もう声を出したかどうかもわかりません。
彼のものでかき回され、突き上げられました。
彼の動きが早くなり、抜かれたかと思うと肩を押し下げられました。
彼に支えられていた私はすとんと腰を落とし、顔の前に彼のものがありました。
唇を割ってそれが押し込まれました。
数度、しごかれたかと思うとそれは一際、大きく硬くなって、私の口に精液が迸りました。
熱く濃い精液がびくっびくっと口にほとばしりました。
口に射精を受けながら私は、あそこをひくひくと麻痺させ、愛液を垂らして達していました。
結局、緩んだ唇から精液を垂らして私はトイレの床に座り込んでいました。
着ていたのが前開きのブラウスで、彼にはだけられ、ブラも外されていたので服は汚れませんでしたが、口から垂れた精液は私の(それだけが自慢の)乳房を伝い落ちていました。
トイレから出ると、まだ試験棟は静まりかえっていました。
時間にして10分程度だったようです。
恥ずかしさで逃げるように駐車場に向かい、彼の車に乗ってホテルに行き、そこでも何度も愛し合いました。
帰りはフラフラで足腰ががくがくし、自分で運転する前に休まなければなりませんでした。
その後も彼とはお付き合いが続き、色々と恥ずかしく興奮する事を教えられています。
自分がこんなにも淫らだったなんて、彼と出会わなければ知らなかったでしょう。
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