今から15年以上前だったか、当時バブルの絶頂期で大学卒業を控えた俺はいくつかの企業に面接に行った。
当時は今の就職難など嘘のように俺のような2流大でも引く手あまただった。
本命は某大手企業だったのだが、何せ一応受けた中小企業の接待攻勢がすさまじく当時まだ純情だった俺はあえなく陥落してしまった。
入ったのは中くらいの印刷会社。
細かい仕事や職人技術に憧れていた俺は儲けを度外視して面倒な仕事ばかり選んでは毎日深夜まで仕事をしたが、同僚達は殆ど仕事を丸投げして中間マージンをとるだけでボロ儲け。
俺は上司からも要領が悪いと言われ少し落ち込んでいた。
その俺が唯一楽しみにしていたのが写植屋の優花。
元気で笑顔がかわいいこだった。
俺は毎日何かと理由をつけてはその写植屋にいって彼女と話そうとした。
が、仕事で自信を失いかけていた俺はなかなか彼女に告白できない。
そんなまんじりともしな時間が過ぎ。
世の中が急変する出来事がおきる。
バブルの崩壊だ。
それとともに自分の会社での立場も変貌した。
要領のいい連中がリストラで淘汰され、面倒な仕事ばかり引き受けていたじぶんの立場が向上したのだ。
俺は意を決して彼女に告白した。
彼女の勤めていた写植は店じまいする予定で、彼女は実家に帰ろうと思っていた矢先だったらしい。
ぎりぎりセーフ。
付き合って早々に俺は求婚し、幸せな日々を送るはずだった・・・しかし。
うだつのあがらない時。
一人だけ支えてくれた部下がいた。
本来3流でも一応大卒採用が基本だったうちの会社だが、彼だけは何故だか高卒で我体が大きく聞けば野球部員だったらしい。
彼の親と社長が知り合いらしく頼まれて採用したらしい。
だがやはり彼も孤立していたのだろう、唯一親切にする俺に凄くなついた。
体育会系だけあって理屈をこねずに良く働いた。
彼の彼女も美人で日本風の色白なこだった。
いっぺん会社で休日出勤したときに遊びにきた。
やはりスポーツが出来るのもてるんだろうか少し羨ましかった俺の会社での地位が向上すると彼も自分の事のように喜び、俺も彼を凄く彼を信頼していた。
俺と彼はよく深夜まで飲んだ。
その夜も明日の朝早出なのに深酒したのが間違いだった。
彼の家が遠いので俺は家に泊めようと電話すると妻もソフトボールでならした体育会系あっさりOKだった。
奥さんこんな夜遅くにすいませんっす。
礼儀正しくぺこんと彼は頭を下げた。
妻は「いいのよ、木下さんの話はいつもお世話になってるって聞いてたし気にしないで」と俺自慢の笑顔で妻はこたえた彼と妻は高校時代の部活の話で大いに盛り上がっていた。
ことわっておくがこの時点で何もいやらしい気配はなかった。
俺は信頼する部下と妻が仲良く談笑しているのを見てうれしかった。
家でも妻は酒を出し(妻は酒豪)かなり深酒をしたので一番酒の弱い俺は、コタツのよこで丸くなりうつらうつら始めた。
すると妻は毛布をもってきた俺にかけまた彼と談笑をはじめた俺が相当もうろうとしてきたときだ。
彼は「俺の彼女むねが小さいんすよ奥さんは良いですね大きくて」すると妻は「何を言ってんの女は胸じゃなく心よ」と言ってトレーナーからも分かる大きなむねを突き出して見せた。
「それに聞いてるわよ、あなたの彼女相当な美人なんでしょ?贅沢いっちゃ駄目」とたしなめた。
彼は「彼女に何の不満も無いんですよ、ただ自分は昔からおっぱいせいじんなんで・・・。あぁ良いな奥さんみたいな奥さんをもらえて」と言って彼はたぶん俺をみたんだろうが、何しろ眠くて目をつぶったままそれには答えなかった。
二人はまた話をはじめた。
「馬鹿、胸なんてただのかざりじゃない?」「いや、なぜか自分のつきあってきた彼女はみな貧乳なんですよ」「じゃ、本当は貧乳なこが好きなんでしょ?」「いやほんと胸が大きい人が夢なんですロマンなんです!」彼も相当酔いがまわってきたらしい「でも俺を好きだって言ってくれるこが何故だか貧乳なんですよぉ。あぁ、いっぺんでも良いから豊満な胸を存分に揉んでみたい!」俺は夢うつつで笑っていた。
後でおこる惨事もわからずに。
「奥さぁんいっぺんで良いから、揉ませてくださいよぉ。そしたら満足して僕と彼女はめでたく結婚します!もうプロポーズも実はしてるんです。後は奥さん次第」断っておくがこの時点でも、もちろん彼は冗談のつもりだったし、妻が体育会系のさばさばした性格を見越したうえでの話しだった。
間違いはこの後起こった。
彼女は冗談のつもりで「しょうがないなぁ、じゃちょっとだけと言って胸を突き出した」「え、本当ですかぁ?」と彼も冗談のつもりで手を伸ばす。
この時点で両者は冗談のつもりだったのだがお互いの意識の誤差が決定的な間違いを起こしてしまったのだ。
(正直今思い出しても身が凍る)妻は彼は寸止めで手を止めると思ってよけなかったし彼はよけると思って手を止めなかった。
図らずも彼の手は妻のふくよかな胸に届いてしまったのだ。
妻は「あん」と小さな悲鳴をあげた。
彼は男の本能で無意識に妻のむねを揉みしだく。
妻は循環的に「んっんっんっ」と小さく苦しそうな声をあげた。
俺は急の自体の変化に一気に酔いが覚めた。
だが何故だか「やめろ!」の声が出ない。
今思い出すと妻自らがその行為を拒否してもらいたかったというのが理由だろう。
彼のもう片方の手が伸びる。
彼のごつい両の手でトレーナーごしに妻の胸を揉み続けた「やめろ!」心の中で俺は叫ぶがやはり声が出ない。
彼女はかすれた声で「も、もういいでしょ?わかったでしょ?」と言ってかれの手をどけようとするが、同じ体育会系でも男と女では力が違う。
彼は185cmぐらいあり160cmにも満たない彼女が少々抵抗したところで効くはずなかった。
彼は「じ、じかに揉まないと分からないっすよ」と興奮しきった声で言いながら妻の背後に回り軽々と妻を抱っこするかたちでトレーナーの下に手を突っ込んだ。
「あぁん、うん、やん」彼女は俺に気付かないようにするためかかすれた声で喘いだ。
俺はこのまま台所まで走り包丁を持って二人ともぶっ殺してやろうかと思うのだが全く凍ったように身動きできない。
むやみに心臓の鼓動だけが響いた。
彼は妻のトレーナーをたくし上げピチャピチャと乳首を吸いはじめた。
終わった・・・何もかも・・・俺の中で今まで構築してきた全てが崩れおちる音がした。
ん~んっ苦しそうに妻がうめく。
突然彼女の快楽のタガが外れたようにアンアッっと今までの押し殺した声ではない喘ぎ声をあげた。
彼が彼女のジーンズの前に手をいれ、どうやらおまんこを撫でているようだ。
カチャカチャ!と金属音がし、妻のジーンズのジッパーが降りる音がした。
「あ~!最後までやってしまうのか?俺が目の前で寝ているのに」発狂しそうだった。
彼は彼女のジーンズをすそまで降ろした。
可愛いくて形の良い妻の尻が丸出しになった。
「あっアンいや」と言う声がした。
小山のような彼の体が妻に覆いかぶさると小柄な妻の体はすっぽりと隠れた。
彼がズボンを降ろすと又の間から、これまで見たことの無いような巨根がいきり立っている。
その向こうに彼女の膣が光、彼の挿入を待っている。
「俺は金縛りにあったようにその瞬間を見つめた」彼は自分の一物を掴み彼女の膣にあてがうとグッと腰を入れた。
彼女はこれまでに出会ったことの無いような巨根が進入を絶えるため足の指がギュっとしまり、腕はがっちりとコタツのテーブルを掴んだ。
彼は一度一物を先端まで引き抜くとまたぐいっと力強く腰を入れた。
彼女は「アグッうっう~ん」と苦しそうに唸った。
彼は妻の尻を掴み最後まで突き上げると妻は「カッハッ」と悲鳴をあげた。
彼は何度も何度も注挿を続ける。
そのたびにコタツがきしみ、ミカンがボタボタとこぼれた。
しだいに彼の息遣いが荒くなり「ウ!ウォッ!」とくぐもった声をあげて妻の尻を抱え上げ深く突き上げると妻の子宮に精液を送り込んだ。
「ウッウッ」と何度か深く突き上げた後、妻の膣の肉壁を名残惜しむかのように腰をまわして味わい、太くて長い一物を引き抜いた。
それと同時におびただしい量の白濁色の液体が床に流れ落ちた。
「フ~!」っと彼はしりもちをつくように座り込み。
妻はしばらく精液まみれの尻を晒してコタツに手をついていた。
彼は「じゃ、俺ここにいちゃ悪いから帰るわ」と言ってそそくさと帰り支度を始めた。
彼女はそれを見送りに表に出た。
何を話していたのだろう?このことは二人だけの内緒だとでも話しているのか?まぁ、そんな事はどうでも良い。
どの道二人の夫婦生活は終わるのだから。
彼女がドアを開けて帰って来た。
俺は直立不動で彼女を見つめた。
彼女は全てを察したようだった実際には、ほとんどその後口をきくこともなく別れてしまった。
別れた妻もバツが悪くてなかなか田舎にも帰れず連絡もしなかったらしく、俺の会社に親父が直接連絡してきた。
家は一人で住むには広すぎたので早々に引っ越したし多分俺の会社ぐらいしか連絡がとれなかったんだろう。
当然、親父は別れた事も知らなかったので離婚の事を話したら激怒していた。
まぁそうだろう。
「何でそんな重要な親にも相談せずに勝手に決めるんだ?」と怒るから、「実の娘さんが連絡もせずに雲隠れしてるって事はそれ相応のやましい事が彼女にあったって事でしょ?」と言ってやった。
親父はけげんそうな感じで「やましいって何だ?」と言うから「そんなの娘さんにきいてみてくださいよ。俺は話したくもないし関わりたくもないんで」と言って郵便物など間違って送られてきた時のために彼女が置いていった住所と電話番号を教えてやった。
後でその親父さんが達筆な文字で長々と謝罪文が送付されてきたがもう放っておいてほしかった。
達筆すぎて読めなかったし。
信頼していた部下は、翌日に「かみさんとは別れる事にしたよ、仲良くしてやってくれよな」と言ったら彼も察したのか早々に会社を辞めてしまった。
後の事は知らん。