いつも行くパチ屋で知り合ったスロ仲間は妻好みの超イケメン。大勝ちした日は切り飲み行くこともしばしばの仲。お互い酒も入って無類の女好きの話題で意気投合。
妻の写真を見せて気に入ってくれたたことを確認してスティンガーの話を切り出す。こっちの条件を了解した上で、後で揉めることさえ無ければと彼はあっさりOK。こんな感じで我が妻のナンパ計画は始まった。
ちなみに私26♂、妻22♀、イケメンスティンガーN君24♂。こっちの条件は妻のナンパに成功した場合、その後のことは全て隠さず逐次報告すること。一発勝負の確率をあげる為の作戦会議と称してまた飲み会。
妻の行動パターンもあるのでじっくり検討。1対1のナンパは絶対に警戒されるので除外。妻が♀複数で行動する時を狙って、N君もチームを編成ってことに。
妻は高校時代からの友達Y美ちゃん(鬼女)とR子(毒女)の3人で定期的に集まることがあったのでそれを利用してはどうかとN君に提案してみた。Y美とR子もたまにうちへ遊びに来ることがあったので知っている。Y美は子梨でスレンダーなスタイルでかなりの美人。
R子は3人のリーダー格でぽちゃ好きにはたまらない感じ。妻はおっとりした?三船美佳みたいな感じ。N君は俗にいうジャニ系顔。
お洒落でお喋りも上手く、なにより優男風に見える。あとの2人も類は友を呼ぶというか…ここでは仮にAとBにしとく。だいたい3人の外出時の遊びのパターンは知っていた。
それぞれの家から電車で集まれるU駅で待ち合わせ。軽く居酒屋に行って飲み食い。それからカラオケのパターンが多い。
だいたい終電までに帰ってくるが、たまに乗り遅れてタクシーで帰ってくることもあった。夜に出かける時はあらかじめY美とR子と遊びに行ってくると言うのですぐ分かる。とりあえずそれを言うのを待つことにした。
作戦決行日はすぐに訪れた。妻にはそれとなしに集合場所と集合時間を聞き出し、N君にはそれを伝えた。前日にN君に会った時にうちへ来た時に撮った3人が写った写真を渡した。
Y美とR子の写真を見るなり「かなりえぇ感じなんちゃうん」「ま、あとの二人に任せるわ」と言った。作戦決行を明日に控えて私だけが緊張していた。当日、妻は夕方に何も知らずに出かけた。
N君には妻が予定どおり家を出たことと、妻の服装を簡単にメールで伝えた。N君からは「了解」とだけ返事があった。それから期待と不安が入り混じったような複雑な気持ちになった。
それから何時間経ってもN君からの連絡はなかった。やっぱりナンパは失敗だったのか?失敗なら失敗と連絡ぐらいあっても良さそうだが。Nからメールが来たのは11時を過ぎていた。
「成功、居酒屋行って今からカラオケ」とだけ。どこでどうやってナンパしたのか分からない。ただ妻たちはかなり長時間飲んでいたのは間違いない。
こんな時間からカラオケへ行ったら終電に乗れないのは明らかなのは分かった。N君をはじめA君、B君の一撃必殺のようなナンパには正直驚かされた。妻はもちろんY美もR子も私が知る限りそれほど軽いタイプではないと思っていた。
どうやって声を掛けたのかとか、どうやって成功させたのか聞いてみたかった。12時を回った頃、妻からメールが入った。「Y美とR子とカラオケ盛り上がり過ぎ?♪もうちょっと唄ってからタクシーで帰るね」一言もN君、A君、B君については触れられていなかったことに少し苦笑い。
「そっか。あんまり遅くならんうちに気ぃ付けて帰っておいでや。先に寝てるわ」と何食わぬ顔したメールを返した。
N君を疑うわけじゃなかったが、妻のメールの内容を確かめるためにN君へ「カラオケ盛り上がってる?今、嫁からメール入ったわ。3人で盛り上がって終電乗られへんて(笑)盛り上がってるとこオレにも聞かせてやぁ」とメールした。すぐにN君からの電話が鳴った。
いかにもカラオケボックスの大音量で聞き取りにくさ。女の歌声が聞こえる。「ちょっと電話かわるわ?」「誰?誰?」と女の子声が聞こえる。
「オレのツレやねんけどな」とN君。電話の後から「R子で?す」「H美で?す」と酔っ払った声が聞こえた。「ま、そうゆうことですわ」とN君は大きく笑った。
言い忘れていたけどH美は妻の名前です。妻は2時を回って帰宅した。もちろん私は起きていたが、寝たふりをしていた。
酔っているのか化粧を落とすとすぐにベッドへ入り寝息を立てだした。翌日妻が起き出しのはたいぶ遅かった。「昨夜はだいぶ遅かったみたいやん。盛り上がってたん?」と聞いてみた。
「ごめんな遅くなって。そうやねん、R子とY美が盛り上がって大変やってん」「そうなんや。よぉ女3人で盛り上がるわ?」と呆れたように言ってみる。
こいつは全然気付いてないんだと思うと思わずニヤケた。出かけてくると言って家を出てすぐにN君へ電話をした。まだ寝ていたようで寝ボケながらの応対。
とりあえずファミレスで落ち合うとこにした。私はいろいろと昨日のことをN君から聞き出した。まず、U駅の集合場所にN君、A君、B君の3人は事前にスタンバイ。
最初に現れたのは妻とR子。ここで一気にナンパを開始したらしい。イケメン3人を前にまずR子が食い付いたらしい。
「Y美ちゃんもも結婚してるんやったらナンパのポイントはR子ちゃんやろな」と言っていたNの言葉。Y美が合流する頃にはすっかりR子をはじめ妻も含めて話がはずんでいたらしい。妻、R子、Y美がそろってからもしばらく立ち話。
十分にイケると読んだところで「ほな、一緒に飲みに行こや」と言うと3人は顔を見合わせて同意したという。ここからは男3人のぺースで進んだらしい。ポイントのR子には見た目も喋りも1番のA君。
Y美にはB君。妻にはN君。偶然なようで必然的な配置。
妻はN君と家が近い(同じ市)ということで親近感を持ってくれたらしい。そのうちにR子とA君がなにやら怪しい雰囲気に。みんなでからかいながらも、N君とB君は虎視眈々と狙う。
R子とA君は下ネタ話で盛り上がる。N君によると妻もY美も興味深々で聞いていたらしい。N君は妻に対して少しづつ反応を確かめながらの恋愛話。
こんな遊んでそうなイケメン君の純愛話なんて女にとったら最終兵器みたいなもんだ。すでにR子とA君はベタベタと恋人モード。妻もY美は結婚してるとはいえ独身のR子のことをどう見ていたのか。
少なくとも妻がN君のようなタイプが好きなことは知っている。だからスティンガー役を頼んだのだから。一件目の店を出る頃、数時間前に知り合った仲とは思えないぐらいそれぞれ打ち解けていたらしい。
「二軒目どこ行く?」「カラオケ行きた?い」そう言って一番前を歩くR子はA君の腕を組んでいた。それを見たB君とN君はそれぞれにY美と妻と手を繋いで歩いたという。まぁみんな酔いが手伝っていたのだろう。
カラオケボックスの部屋に入り、ゲームと称した接近戦、罰ゲームと称したボディタッチ。ここでもA君とN君は大活躍だったようで。A君はゲームに負けたと言っては服を脱いでいきパンツ1枚になったらしい。
こうなるとR子をはじめ女3人は「いややぁ?」なんて言いながらも興味が出るもの。「こいつのチ〇ポめっちゃデカイねんで」とN君は露骨に煽ると、「えぇ?やめてぇや」とは言うものの興味があるんだから仕方がない。「R子、おまえ見たいやろ」と言ってパンツの上に隙間を作りR子に覗かせる。
R子は顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらAにベッタリくっついて離れようとしなかったらしい。「R子は分かりやすかったわぁ」とN君。「嫁はどうやった?」と聞くとN君は何やら含み笑いを浮かべて「右に同じってとこやな」と言った。
その頃になるとそれぞれがアドレスや携帯番号の交換を自然に初めていたらしい。妻はY美とB君が交換しあうのを見て「私たちもする?」と聞いてきたらしい。N君はもったいつけるように「不精やからアドレスとか聞いても全然メールとかせぇへんけどえぇの?」と言ったらしい。
妻は「うちも旦那おるし、そんないっぱいメールとかできひんけど…」と。妻はN君に名前をフルネームで教えていた。もちろんアドレスと携帯番号と。
それから誕生日も近かったせいか誕生日と。N君はニヤニヤしながら続ける「上から70のD、59、86」「昨日の下着はピンクの上下」「旦那とのエッチは月に1?2回ぐらい?」「一番感じるところはクリトリス」「好きな体位は正常位」こんな感じ。と、笑った。
妻は酔った勢いか、N君の巧みな誘導で初対面の男(いや、初対面じゃなくても一緒だが)にこのようなことまで喋ったのかと思うと嫉妬。カラオケから出たあと、R子とA君は夜の街へ腕を組み消えていったらしい。Y美はB君がタクシーに乗って送り届けると言っていたらしい。
妻もN君にタクシーに乗って送り届けてもらう。その車中ではずっとお互いの手を握り合っていたという。その日、N君に聞いた報告はここまでだ。
その場でA君とB君に連絡してその後のことを聞いてみる。B君はY美の家の近所までタクシーで送り届けて帰っていた。A君とR子はA君の家で男女の関係になっていた。
家に帰って妻をみると何故か昨日までと違ったように見える気がした。洗濯物を見ると確かにピンクの下着が干されていた。N君から妻へメールは来るだろうか…?まぁ本人が語ったところによると不精らしいが、これは一種の言葉のテクニックらしい。
そういえばN君と妻がアドレスなどを交換した際、N君をシークレットモードで登録したらしい。妻がそのやり方が分からなかったため、N君がその方法を教えたという。罪悪感があったからだろと思う。
万一、私に見られることも考えていたのかも知れない。少なくともN君の存在を隠そうと思っていることには間違いないと思った。妻に特別な動きは無かった。
と、思っていた。さらに後日にN君から聞いたところによると翌日から2人のメールは始まっていたという。それからしばらくN君と会うことなく、何も連絡がないところをみると進展がないものだと思っていました。
3週間ぐらいしてN君からメールがありました。「明日昼にH美さんとごはん食べに行くこと決定」と。その間、妻は私に隠れてN君へメールを送っていました。
あの日の翌日に「昨日はめっちゃ楽しかったね!初めてSくん(N君の下の名前)と逢ったはずやのに全然そんな気せんくて、ずっと前から知り合い…みたいな」こんなメールです。N君は「そやな」とそっけない返事を翌日に返したらしい。妻からのメールが3通に対し、N君からの返事は1通…みたいなバランス。
なんか完全に連絡を取りたがっていたのは妻のようです。その日の夜にN君に会った。あれからの妻とのやり取りを聞かされた。
R子とA君が関係したことはすぐに妻にも伝わっていた。妻がR子に聞いたところによるとA君のセックスはこれまで経験したことのない良さだったと。妻とN君のメールのその大多数は下ネタだったという。
すべてN君が仕掛けたペースだが妻は嫌がることなくついてきたそうだ。N君は毎日、妻にどんな下着を着けているかを報告させていた。最初は恥ずかがっていたが、いつからか聞かれなくても答えるようになったという。
私との夫婦生活も報告させていた。どんな内容、どんな体位、妻が逝ったかどうかなど…「明日H美ちゃん喰っちゃいますよ」とN君は私をからかうように言った。私はN君に約束を覚えているか聞いた。
もし妻と関係が持てたら全てを報告してほしい。また、報告として二人の行為を撮影したものがほしいと。ただ、いきなりは難しいので徐々に妻を慣らしていって…というものでした。
「覚えてんで。ま、任しときって」と言って続けた。「明日H美ちゃんは黒のエロいTバックで来てくれるらしいで」妻はあまり過激な下着は持っていない。
Tバックもいくつか持っているが黒はどうだったか。実は妻はN君に会うための下着を買ってきていた。どれもN君が好む色、形のもの。
翌日は飲みに行くので帰りが遅くなると伝えた。N君と会う妻を泳がすために。「何時頃になりそう?」「う?ん、12時過ぎるかも」時間を稼ぐ。
これで妻は昼から夜12時までフリータイムになった。妻の態度は普段とは何も変わらないように見えた。女って怖い生き物だとあらためて感じた。
とりあえずN君にも私が12時まで帰らないことにしたのでヨロシクとメールした。翌朝、妻はいつもと感じが違った。「なんかいいことあった?」と聞くと「あなたが遅くなるからR子とごはんでも食べに行こうと思って」と、また嘘をついた。
ここからは後日にN君から聞いた当日のこと。お昼前、N君が愛車に乗って妻を迎えに。このあいだタクシーで送った時に場所は覚えたらしい。
それから昼ごはんを食べでお茶をする。N君はここでの会話で妻を喰えると確信したと言った。N君は焦らずにそれからドライブ。
時間はたっぷりあった。山道のドライブウェイを走り、街を一望にできるデートコース定番の場所。ドライブを楽しみながらN君の手は妻の手を握る。
そして時折その手を妻の太股へ伸ばした。「このあとどうする?」「どうしょっか」「ホテル行こか」妻は黙ったまま頷いたという。夕方だった。
N君からメールが来た。「今、ラブホに入りました。ホテルは〇〇〇〇」頭が熱くなった。
ついに妻がN君とラブホテルへ行ったことと、そのホテルが私の家から歩いても数分のインターにあるホテル街の中のひとつだったからだ。N君のことだからラブホ選びも計算のうちだったのだろう。N君は妻にR子ちゃんへ電話するように言う。
何も知らないR子ちゃんはその後のA君とのラブラブぶりを語る。しばらくしてN君は電話を変わるように要求した。「久しぶりR子ちゃん」「N君?」「な?んだ二人は連絡取り合ってたんだ。やるなぁ?H美も」と何も知らないR子。
「今さ、H美の家の近所のラブホにいるんやけどH美の旦那には絶対内緒やで」と付け加えた。再び電話を変わった妻は絶対にY美にも言わないように懇願した。N君のこの行動の意味は妻に対しての精神的な作用を狙ってのことだと思う。
N君はAV鑑賞をしようと言って冷蔵庫からビールを取り出すは二人はソファに座った。部屋中にあの声が響き渡るよう音量を大にして。妻は画面から目をそらすことなくN君に肩を抱かれながらAVを観ていたらしい。
ただ、その目はAVの内容がレ××シーンになると潤ませてトロンとしていったらしい。「H美もほんまはこんなんされないねやろ?」「このあいだも言うたこどおまえMやしな」そう言うとN君は座ったまま閉じていた妻の膝を割って妻の両脚を大きく開脚させる。妻はN君のなすがままでいた。
白いスカートも捲りあげられ下着まで露にさせる。前を見ただけで約束どおり黒のTバックだと分かる。そして両脚を開いたまま両膝をあげさせさらに妻の羞恥心を煽った。
その時にはN君は力を入れなくても妻の意思で両脚を開いていた。N君の指が妻の下着のあの部分から侵入した時には妻のあそこからは粘液が溢れていた。俺はそこまで聞いて…自分には寝盗られ要素がない事を悟った。
Nは性懲りもなくH美とのその後を得意げにベラベラと喋っていたが、俺の耳には何も入ってこなかった。「で、これがH美のイキ顔の写メ。よく撮れてるやろ?」「動画も見る?めっちゃ絞まりええし、中だしした後にオメコから出てくる所までバッチリ撮れてるで」俺は黙ってタバコを探す振りをしてジャケットの中に手を忍ばせた。
そして右手をジャケットから出した時はタバコの代わりに黒い鋼の塊を握っていた。その先は妖しく…鈍い光を発していた。パン!店内を爆音が鳴り響く。
起きた事が信じられない…そんな表情のNだったが、眉間に開いた小さな穴から血が流れ出すと同時に俺は席を立った。店内をゆっくりと見回すが誰めが正気ではない様子だった。俺は店を出ると、そのまま家に戻った。
H美が笑顔で出迎える。「Nが死んだよ」H美は何が起きたのかわからず、呆けた顔をしている。「裏切り者には死を…家訓を忘れた訳ではないよな?」「ファミリーの鉄の掟を破った者の末路はお前も知っている筈だ」俺は静かに…だが、はっきりとH美に告げた。
H美に死の接吻を与えた俺はH美の額に鉛の彈をぶち込んだ。遠くでパトカーのサイレンが鳴り響く頃には俺は高飛びの準備を終えていた。
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