「おはようございます」朝の通勤ラッシュの駅のホーム。
丁寧に挨拶をするのは隣の奥さん。
子供のことで相談したり、お互い小学生の男児を持つ既婚者。
彼女はチャイニーズ。
旦那さんもチャイニーズ。
旦那さんは鍼灸をやっていて理学療法士でもある。
彼女は上場企業のOLでもあり、子供たちを家に残して頑張って仕事に励む、背の高い美しいママでもある。
原田知世と石田ゆり子を足して割って、笑顔は瞬間的にはガッキーに近くなる。
清潔な美人でありスタイルもスラリとしてる。
決してスカートは穿かない。
少なくともスカート姿を隣に住んで10年以上だけれど、見たことがない。
そんな女性。
日本のオバアチャンの示唆から昔風の価値観を持たされ、折り目正しく控えめで謙虚な女性。
最初はそんな奥さんと同じ満員電車の中で話せるだけでも嬉しくて感謝してた。
ただ、片言まではいかないけどイントネーションは明らかにチャイニーズとわかるのがちょっとだけ残念。
見た目は全くわからないから、振り返って確認する人がいるくらいに彼女の容姿は美しく日本に溶け込んでいたし、親切な老夫婦の子供になって帰化してたから、子供は日本語しか話さない。
で、最初から僕は好きだったけど、一応節度は保っていた。
でもやはり満員電車だから下半身が触れ合い、勃起しちまう。
空いて来ても彼女も離れなかったのが最初の日。
他愛ない会話をしながら彼女の尻がピッタリ密着して、僕の硬くなった股間を感じられる状態にあるのは明らかだった。
でも離れなかった。
瞬間的に、(あれ?)とは思ってた。
明らかに子供を通じて僕に好意を感じていたし、(おまけのサービスなのかな?)くらいに思ってた。
そのときは夏だったから。
やがて数ヶ月過ぎて、なんとなく彼女と同じ時間に行く日が重なり始めた。
明らかに始業ギリギリなので、ヤバいなと思う日には大抵一緒の電車になるわけで、やっぱり密着するものだから、三回目は正面から抱き合うみたいになって、彼女の股と僕の股は密着し、僕は意識して硬くなってるぺニスを動かしたりした。
彼女は逃げようともせずに顔を少しだけ伏せたまま、「ご免なさい、混んでるから身動きできないの」と耳を赤くして吹き出すように微笑して僕を見上げる。
僕は少し感じちゃってる顔をわざとらしくひけらかしながら、「すみません、凄いですね混み方が」と呟き、ピクピク動かして、実はフル勃起させて、まあ正直に言えば楽しんでた。
あまりに絵に描いたよな状態だったから、やがて僕は毎朝ギリギリ通勤を選択して、やがて彼女と待ち合わせるみたいに通勤するようになっていった。
混み合うホームで電車を待ちながら携帯メール交換をしたときには、すでに危ない関係が始まろうとしてた。
自然に両腕で抱き締めるように彼女を庇いながら乗るよになり、彼女も僕の胸に手をつきながら寄り添い、息のかかる距離で会話をしながら髪にキスする冗談を始めるまでになった。
あるとき、彼女の指をとり、僕のぺニスに宛てがってみる冗談を強行した。
そのときは笑って、「ダメ!」と言っていた彼女から、夕方になってメールが来た。
『動物的な貴方を軽蔑します。二度とあんなことしないで下さい』とだけ書いてあった。
僕はすぐに『冗談が過ぎて申し訳なかった』と謝り、『頭を冷やします』と書いて返信した。
豹変した彼女のメール文にかなり戸惑いながらも、節度を逸したことを詫びた。
お互い既婚者で子供もいる。
常識からは明らかに逸脱してると感じてはいた。
返信した直後に彼女からメールが届いた。
『わたしも!』とだけ書かれていた。
ややあって、『わたしも反省して頭を冷やしますね』と書かれたメールが届いた。
残念だけどフェイドアウトだと思っていた。
ただ1人で通勤するとどうしても、もう一度と考えてしまう。
別の乗車位置に替えた彼女を探し出して声を掛けるまでに僕はすでに彼女に惹かれてしまっていた。
結局、彼女も僕を好いてくれていた。
久しぶりの再会ができた日は、どさくさ紛れに満員電車の中で、互いの唇をちょっとだけ重ねてしまう。
もう止まらなかった。
「せっかく頭を切り替えたのに、ダメね、あたしは・・・」と彼女は呟き、微笑する。
結局、また毎朝の通勤が始まっていった。
一度キスすると次は当たり前になり、舌も絡め、やがて痴漢プレーに発展して行くのは必然だった。
彼女は背中やお尻が性感帯であると告白し、満員電車で背中に指が当たるだけで声をあげそうになると恥ずかしそうに打ち明けてくれた。
抱き締め、お尻の穴からあそこに至る部分を執拗に指でなぞる。
僕の胸の中で切なげな表情で首を左右に振る彼女を愛しく思って、指はさらに激しさを増すようになる。
彼女が堪え切れずにため息とともに声を漏らし、周りに振り返られることもたまにある状態になった。
その後も隣の奥さんと通勤が一緒になるたび、満員電車で抱き締めて、お尻の穴やあそこに指を這わして楽しんでいた。
毎朝ホームで待ち合わせて乗り込み、彼女の肢体を我が物顔で弄り倒していた。
あるとき、中国人の旦那さんとのSEXの頻度を尋ねると、「パパはストレスが溜まるから、好きなときに好きなだけいつでもどこでも」と答えてくれた。
隣だから子供たちがまだ起きてる声がするのに、二人で脱衣場付近で始めてしまう。
何度も耳にした彼女のため息やよがり声が、玄関ポーチで煙草を吸う僕の耳に聞こえて来る。
立場を忘れ、旦那さんに嫉妬するよになった。
僕たちは毎朝に飽きたらず、帰路にも待ち合わせるようになり、彼女を途中駅で降ろしてビルの地下の階段踊り場で、あそこに直接指を突っ込み濡れた感触を楽しんだ後に、僕の勃起したぺニスを口に入れさせたりもした。
もともとフェラチオは嫌いだと言っていたから、逆に旦那さんへの嫉妬心から、僕はわざと外でフェラチオさせたりした。