私はいけない母親なんです。息子への愛情がエッチなほうに走るのを止められなくって…お酒の力を借りてとうとう、息子のくちびるを奪ってしまい…(その1)


 

 

蔵庫を開け、志穂は中からよく冷えた牛乳を手に取った。
 
そのまま扉を閉じようとして少し佇み、夫が帰宅した時のために用意してあるボトルワインを牛乳と一緒に取り出した。
 

 
「はい等、牛乳」
「うん。あ、ママいけないんだ。こんな明るいうちからお酒なんか飲んで」
「ゴメンね……でもママ、たった今飲みたいの」
「ふーん」志穂は等にミルクを注いであげたあと、自分もワイングラスに深紅の液体を注いだ。
 

 

私はいけない母親なんです。息子への愛情がエッチなほうに走るのを止められなくって…お酒の力を借りてとうとう、息子のくちびるを奪ってしまい…(その1)【イメージ画像1】

 
 
 
自ら進んでアルコールを取る事など、あまりない。
 

 
どちらかといえば酒に弱い方の志穂は、外での食事の時や夫との晩酌の時に軽く口をつけるぐらいでしかアルコールを嗜まない。
 
テーブルの向かいで等が、志穂の方をじっと見ながらコップの牛乳を一所懸命飲んでいる。
 

 
苦手な牛乳を飲めば、ママが喜んでくれる。
 
だからこそ等は牛乳を飲むようになったのだ。
 

 

「ぷはあ!ママ、今日も牛乳ちゃんと飲めたよ!」純真無垢な笑顔で、等は母親に微笑みかけた。
 
それを迎える志穂にも笑みが浮かんでいたが、まだ幼い等にはその笑みに込められた意味など図れようはずもなかった。
 

 
「よくやったわ、等……」志穂は椅子を立ち、可愛い息子のすぐ傍に向かった。
 
そして、いつもしてあげるように優しく頭を撫でてやる。
 

 
アルコールが回って来たせいか、あるいは別の理由なのか、その指先が燃えるように熱く感じられる。

 

私はいけない母親なんです。息子への愛情がエッチなほうに走るのを止められなくって…お酒の力を借りてとうとう、息子のくちびるを奪ってしまい…(その1)【イメージ画像2】

 
 
 
「等……ひとし……」志穂は顔を愛息に近づけ、頬擦りした。
 

 
幼いすべすべの肌が、母親の全身を喜ばせる。
 
「ママ……お酒臭いよ」
「うん……ゴメンね、ゴメンね等」そう言いながらも、志穂は頬と頬の接触を止めない。
 

 
志穂は確かに肌と肌の接触を欲し、そしてきっと、こんな程度では満足できない事も分かっている。
 
「ねえ、等……」ゆっくりと顔を離した母親を、等は見つめた。
 

 

マ、なに?」素直な息子の顔に、志穂はひとつ唾を呑み込んだ。
 
アルコールの匂いが、自分をまた酔わせる。
 

 
「……お風呂、入らない?」言葉と同時に、息子の顔が輝いたのを、志穂はこの上ない悦びに感じた。
 
等は、ずっと待っていたのだ。
 

 
母親が、自分のオチンチンを気持ちよくしてくれる事を。

 

泡をまぶしたスポンジを、ゆっくり息子の肌にあてがっていく。
 

 
いつもは綺麗にする事だけを考えて洗っているこの動作も、今日はまるで玉を磨くように丁寧に行っている。
 
好きなアニメの歌を鼻歌で歌っている等を志穂は、いつもの優しい母親とは違う視線で眺め、いや息子を心から愛している母親だからこそ、目の前の無邪気な息子に、自分の汚れた肉体を救い出して欲しいと願っているのだ。
 

 
「ねえ、ママ」
「なに……等?」夢見心地の志穂は、息子の弱々しい声で我に帰る。
 
「これ……どうしよう」
「……?」等の小さな人差し指が差した方向を、志穂は見る。
 

 

豊かなボディソープの泡の中に、真っ赤な肉の塊が震えている。
 
「あ……っ」志穂の吐息が、バスルームに糸引く。
 

 
等は、勃起していた。
 
「……あのね、ママ」
「ひ、とし……」
「ママが洗ってくれてた時から、どんどんどんどん大きくなってて……どうしよう、ママ」痛々しい声で等が訴えかけて来る。
 

 
またあの痛みに襲われているのだろう。

 

志穂は、震える手でシャワーの蛇口をひねった。
 

 
優しい温度の湯が等にかかり、泡を取り除いていく。
 
しかし泡が消えても、幼い肉の柱は変わらず志穂に向かっていななき続けている。
 

 
互いに期待していた光景。
 
しかしやはり等、そして志穂の心臓は鼓動を速めていった。
 

 

マ……」愛する息子の囁きに、志穂はこの上なく誘惑された。
 
視線は、自分が間違いなくこの躰から生み出した、幼くも力強い筋肉の柱に注がれたままだ。
 

 
自然に、手が伸びる。
 
「あっ……」小さな声を洩らし、等が全身を震わせた。
 

 
先端が少し覗いただけ、他はまだ皮を被っている幼い肉柱も、母親の手に対して驚くほど敏感に反応している。

 

志穂は、しばらく愛息の熱い温度を指先で感じ続けていた。
 

 
たったそれだけの事で、躰の奥底にたゆたっている汚れが癒されていくように思えた。
 
「ひとし……ひとし……」浮かされたように唇から、息子の名前が溢れ出る。
 

 
等自身を握った手が、ゆるゆると動き出す。
 
「あ……ママっ」また全身に痺れが走った。
 

 

等は情けない、しかし子供らしい声を上げて母親の指に酔った。
 
ゆるゆるとしごけばしごくほど、等の青白いペニスは逞しく、志穂好みになっていく。
 

 
自分が生み、育てた息子を、自分の手で愛撫する。
 
志穂は母親の喜び、そして女の悦びを同時に味わっていた。
 

 
「ママ、ママ……っ、なんか、なんかっ!」等の声のトーンが、急に高くなった。

 

たった1分ほどの手淫だが、やはり等には耐え切れない放出感だった。
 

 
しかし、志穂はそれを待てない。
 
突然、等のペニスから指を離し、あの美しい唇をあてがった。
 

 
「あ、あっ……ママっ!」声と同時に、口の端に息子の熱い放出を感じた。
 
志穂は第二射をしっかり受け止めようと、紅い唇を先端に被せる。
 

 

っ……んんっ……んふっ」息子の残りのスペルマを、母親は一滴も逃す事なく呑み下した。
 
喉に感じる液体は、この上なく甘美に体内を満たしていくように、志穂には感じられる。
 

 
口の中に入らなかった残液も、あごの線を伝い、バスルームの床に流れた。
 
今の志穂はそれすらも、些細な心の悦びに変えていた。
 

 
「ゴメン、ママ。顔、汚しちゃったね」
「……ううん、いいのよ等。汚くなんか、ないわ……」息子に与えた放出と、それによってさらに増した自分自身の空虚感が、志穂の言葉を否応なく掠れさせている。
 

 

「ママ、気持ちよかった……」等が無垢な瞳を、股間に張り付く母親に向けた。
 
しかしゆっくり顔を上げた母志穂はその無垢な息子に、潤んだ瞳を向けたのだ。
 

 
「じゃ、僕お風呂、出るね」
「待って、等……」腕を不意に掴み、志穂は息子の動きを差し止めた。
 
「ん……?」
「ねえ、等……」呼びかけてみたが、それに続く言葉を果たして言っていいものだろうか、さすがに志穂も躊躇する。
 

 
「どうしたの、ママ」
「……」自分が生み出した、可愛くて愛すべき息子の顔。

 

その清々しさが、志穂の引き金になった。
 

 
「ねえ、等……ママも、等みたいに気持ちよくなりたいの」
「……気持ち、よく?」
「そう……だから、手伝って欲しいの。ママが、等にやってあげたみたいに……」等は、母親の提案に少し戸惑っているようだった。
 

 
しかし、やがてすぐに少年の好奇心から、笑顔になってうなずいた。
 
「うん!」
「そう、ありがとう……じゃあ、ママが教えるから、その通りにやってみてね……」
「うん、わかった」透き通った等の声が、バスルームに響いた。
 

 

その声を合図に、志穂はバスルームに豊かな躰を横たえる。
 
熱い吐息を、志穂は自覚した。
 

 
今は自分の裸を、目を輝かせて見ている息子に、自分の淫らな姿を見せつけたいという欲求が沸き上がってくる。
 
「等……もっと、近くで、ね?」
「うん」ペチャペチャと、2回濡れた足音が聞こえる。
 

 
脚の先が触れ合うほど、母と子は接近した。

 

…じゃあ等、腰を降ろして、ママの脚と脚の間……等のおちんちんがある所、よーく、見て……」太腿に両手を添え、志穂は美しい両脚をゆっくりと広げていく。
 

 
夫にも見せた事のない、淫らな誘いのポーズだった。
 
「うわあ、全然違う……でもママ、おちんちんが無いよ」
「そうよ。ママには等みたいなおちんちんは無いの……そのかわり、女の人にしか無い部分があるわ」
「女の人にしか、無い?」
「そう……もっと近くで見てみて。毛の生えている中に、それはあるの……」
「うん。見てみる」等がお尻をぺたんと床につけて、実の母親の股間をまじまじと見つめた。
 

 

「毛が、ぼうぼうに生えてるんだ。僕、よく見た事なかったから」子供特有の、露骨な物の言いようだった。
 

 
しかしその露骨な言葉自体が、今の志穂に特殊な興奮を与えていた。
 
自分が生んだ子供にその場所を見られ、あらぬ興奮をする母親である自分。
 

 
それは女の本能により直結した感情だった。

 

「……触って」
「ん?」
「等、そこを……触って、ね?」
「この毛を?」
「違うの……そのいっぱいの毛の中に、ママがすごく気持ちよくなれる場所があるの。だから、等の指で、触って……」
「うん。分かった」元気のいい返事を聞き、志穂は瞼を閉じた。
 

 
きっとすぐに等は指を伸ばして、あの部分に触れてくれるはずだ。
 
「あん……っ!」その期待はすぐに叶えられた。
 

 

等の好奇心一杯の指が、陰毛の森に侵入し、全身の淫靡な悦びを如実に発露させている淫裂に接触したのだ。
 
「えっ……ママ、痛かったの?」等の優しい声が、志穂の浮かされた思考に甘く響く。
 

 
「う、ううん。痛くなんか、ないわ……そのまま、優しく、ゆっくり、触り続けて…」
「うん」母親の許しを受けて、等は人差し指を自分の思ったように動かし始めた。
 

 
志穂が言った通りではない、優しくも無くゆっくりでもない指の動きだったが、志穂にはその幼稚で大雑把な動きこそが、高ぶった躰をさらに燃え上がらせる結果となった。

 

、ふん……っ、いいわ等、そう、そう……くう、んっ!」志穂の声は、実の息子の指で声を濡らしていく。
 

 
実の、息子……そう、今志穂の秘裂を愛撫しているのは、自分がその場所から生み出した血を分けた息子なのだ。
 
実の息子の愛撫に身を任せ、あらぬ吐息を洩らしている自分。
 

 
熱に浮かされた思考の中でそれを意識した時、志穂はそれを否定する事なく、さらに肉体を滾らせて指を受け入れているのだ。
 
「あ……ねえママ。何だかここ、濡れて来たよ……」
「いいのよ等……そこが濡れて来るのは、ママが気持ち良くなっている証拠……そのまま、続けて」自分でも、等の指先に熱い愛液を浴びせているのをはっきりと感じている。
 

 

声に荒い吐息が混じるのも感じている。
 
そして何より、息子の指によって、絶頂の波が訪れるのも感じていた。
 

 
「ふう、くっ!……ひ、とし……っ、そう、そのまま、あ、ふっ!」背徳の悦びが、志穂の思考全てを支配しようとしていた。
 
女として、この幼い実の息子から、性の歓喜を得たいと願っているのだ。
 

 
「あふ、うんっ……い、いっ!あんっ、ひと、しぃ……っ!」息子の中指と人差し指が淫裂の奥深くに侵入し、親指の先がふいに性感突起をまさぐった瞬間、志穂の躰は激しく痙攣し、官能の衝撃の中で果てた。

 

志保の愛情
 

 

 

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